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コークの橋 (ノース・チャネル) リー川の北の流れ(ノース・チャネル)には、海側から7つの橋があります。うち2つは歩行者専用です。7つ目の橋から先も、しばらくはノース・チャネルではありますが、俄かに田舎の風情が漂いはじめますので、西の郊外 にて紹介します。 |
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1. マイケル・コリンズ・ブリッジ Michael Collins Bridge
コークの最北東端にある橋です。市街地にも近いのですが、歩行者はあまり多くありません。直線距離では鉄道の駅に近いのですが、都合の良い道路がないため、駅と市街地の間を歩く人は、殆どがこの西側のブライアン・ボルー・ブリッジを渡ります。自動車にとって重要な橋で、南北両方向とも2車線です。交通量はそこそこありますが、中心部の一部に比べると、さほど著しい渋滞はありません。 |
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2. ブライアン・ボルー・ブリッジ Brian Boru Bridge シティーセンターへ入るぞ、という感じのする橋ですが、このあたりはまだ中心部からはちょっと距離があります。それでも橋の南西がバスステーションのため、歩行者も結構多く、またバスの通行も多い橋です。道路は一方通行で、南方向のみの3車線です。 |
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3. セント・パトリックス・ブリッジ St. Patrick's Bridge 名実ともにコークを代表する橋と言えるでしょう。均整に整った石造りの三連アーチ橋です。コークの目抜き通りと言える、セント・パトリックス・ストリートは、この橋を渡った所から始まります。歴史も古く、この橋に埋め込まれている石に刻まれた表示によると、1859年11月10日に開通ということになっています。それ以前にもこの場所には同名の橋がありましたが、洪水で破壊されたということです。 |
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4. クリスティー・リング・ブリッジ Christy Ring Bridge セント・パトリックス・ブリッジは、幅も狭くないのですが、市街地に近すぎて、現代の自動車交通をさばくには不十分なため、その救済のために一つ西側に作られた、という感じの橋です。1987年にできた、現代の橋です。そのためでしょうか、セント・パトリックス・ブリッジとは対照的に、機能一点張りのデザインで、恐らく風景的にこの橋が好きという人は殆どいないでしょう。ここは、ブラーニー、マロウから遠くリムリック方面への自動車交通にとっての、コーク市街地への出入口に位置しています。しかも両方向の車が通れるため、ちょっと錯綜した感じの渋滞もしばしば見られるのが、この橋の上とその周辺です。歩行者もそれなりにいますが、やはり雰囲気がちょっと違いすぎるせいでしょうか、観光客が立ち止まって記念写真を、というような光景はあまり見られません。 |
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5. シャンドン・ブリッジ Shandon Bridge 2004年12月に開通したばかりの、コーク市内で最も新しい橋で、歩行者専用です。名前の通り、シャンドン地区への入口あたりに位置します。南側から橋を眺めれば、その先、丘の上にまさにシャンドンのシンボルである教会の塔が見えます。けれども、それらシャンドン地区へ直接上がっていく道は、この橋のあたりにはありません。名前はあくまで名前。市街地に近い人口密集地にしては、橋と橋の間隔がちょっと開いていたので、最近歩行者用に橋をかけて、そして、まあシャンドンに一番近いあたりだから、ということで名づけられた、そんな感じでしょう。 |
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6. グリフィス・ブリッジ Griffith Bridge この橋は、今でも、ノース・ゲート・ブリッジという別名で呼ばれることがあります。サウス・チャネルにある、サウス・ゲート・ブリッジは、今も古い石の橋として現役ですが、こちら北側は、1961年に現在の橋に作り変えられた時に名前も変わりました。それ以前は、ノース・ゲート・ブリッジという名称で、その昔は木の橋だったこともあり、19世紀には、当時としてはモダンな鋳鉄の橋として知られていたようです。 |
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7. セント・ヴィンセンツ・ブリッジ St. Vincents Bridge グリフィス・ブリッジからさらに西へ行くと、徐々に郊外の風情になってきます。小さい町ですから、もうこのあたりまで来ると、川沿いの風景も、商業地帯から住宅地へと変わります。そんなあたりにある歩行者専用の橋です。歴史は古く、19世紀の地図に、既にこの場所に橋が描かれています。リー川のノース・チャネルは、河口からここまでは、東西にほぼ直線でしたが、ここで急に南西に向きを変え、サウス・チャネルに接近していきます。けれども、サウス・チャネルとすぐに一緒になるのかと思えば、なりそうでなかなかならないという感じで上流へと向かいます。 |
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