元日のコーク
NEW YEAR'S DAY IN CORK

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シャンドン

シャンドン教会は、正式には、セント・アンズ(St. Anne's)といい、アングリカンの教会です。頭に魚をつけた姿が印象的です。コーク市の北側の丘の上にあり、どこからでもよく見えるので、ある意味、コークのシンボル的な存在です。8つのカリヨンの鐘があり、観光客が鳴らすこともできます。

元日の夕方、残念ながら教会は閉まっていました。クリスマス同様、元日も祝日とはいえ、観光するような日ではないのでしょう。それゆえ周囲はひっそりと静まり返っていました。シャンドンの周囲は古い町並みが続いており、商都コークの古い時代を思わせるような風情が味わえます。


大理石でできた立派なタワー。それほど大きなものではありませんが、近くで見ればやはり印象的。青空に抜いて順光で撮るか、逆光にシルエットで撮るか、いずれにしても、絵になる建物です。

コークは貿易港として発展してきた商業都市ですが、とりわけ畜産が盛んなアイルランドらしく、バターの輸出が盛んだった所。シャンドン教会の横にあり、今はクラフト・センターになっている立派なビルが、かつてのバター取引所(写真左の左側の建物。その横に併設されてあるコーク・バター博物館(写真右)は、近年できたものですが、冬の間はいつも閉まっているようです。

シャンドン教会の周囲は、細い路地に沿って、小さくて古い家並みが続きます。モダンなアイルランドらしい郊外の大きな住宅地から見ると、貧しそうに見えますが、市内にも近くて便利なので住み続けている人も多く、中はそれなりにメンテナンスされて近代化された家も多いようです。


シャンドン周辺のパブ

以下は教会の周りに並んでいるパブ。いずれもいかにも古く、地元のおじさんがマーフィーズを傾けている光景がピッタシきそうな感じですが、観光地にもかかわらず、旅行者が入るにはちょっと勇気が要りそうなパブもありますね。

The Chimes Bar Haulie's The Heritage House
Kay O'Mahony O'Cionnaigh Shandon Arms


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